2012/05/19

106車検と206エンジン不調


106は車検整備です。
通常の点検以外にご用命いただきましたリアエンブレムの交換






















 エアコンをonにしたときの異音の修理。原因はファンモーターからでしたので交換します。










続いてカムカバーからのエンジンオイル漏れの修理。




一度修理した時に塗った液体ガスケットの跡。
その時はオイル漏れも直りますが長続きしません。またすぐにだめになって漏れだします。

オイルストーンで磨き、新しいカバーをつけます。


続いて、206ccの車検。
冷感時にエンジンが不調とのこと。 

テスターでライブデータを見るとスロットル開度がアイドリングで4°となってます。
ちょっと開きすぎですね。



スロットルバルブを外してみると、案の定汚れがひどいです。

分解して掃除します。

その後、エンジンも快調になり、テスターでライブデータを見てみると スロットルアングルが1°になりました。
電子スロットルはエンジン吸入空気量を自動で調整しますが、写真のようにスロットルのバタフライが汚れていたりすると、バタフライの動きが鈍くなったり、抵抗で空気を吸入できないために開度が無駄に大きくなってしまい、結果としてエンジンの不調をきたす事になります。

今までに何台も電子スロットルの分解修理をしましたが、今回のように上手くいくこともあれば分解修理で直らない事もあります。新品で7万円近い部品なので弊社では交換する前に、とりあえずこんな感じでトライしていますが今回は上手くいってよかったです。

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