エグザンティア V6モデルです。
まずはATFの交換
三回目でようやくこの感じになりました。
オーナーさんご自身でいろいろ試したようですが止まらなかった模様。
念のためにタンクキャップとサーモも交換。
206ccは車検で入庫。
4万キロ台ですがタイベル交換したことがない様で、交換させていただきました。
クランクプーリーもこの有様でしたので交換。
エンジンから異音の406
吹かすとバシャバシャガラガラ音がします。このエンジンの定番トラブルですがエキマニからの音です。エキマニの中はこんな感じの十字になっていて、この鉄板が排ガスに吹かれて踊ってビビる様な音がします。排気効率を落とさないよう繊細かつ大胆に溶接します。
次、307swはエアコン効かず。
ガスは入っている模様。この圧でクラッチが入らないとは、まさに異常。
後期型なのでマグネットクラッチ付きの可変容量型コンプレッサーです。サンデン製ですが可変のソレノイドバルブの接触不良も多いです。とりあえずそのあたりを点検しましたが異常なし。
とりあえずECUの話を聞くためにテスターをつないでみると・・・
どうやらECUは健気に「コンプレッサーさん動いてください」とお願いしているようですが、コンプレッサーは動かざること山の如し。まさに鬼畜の所業。で、とりあえず「クラッチ制御回路の故障」と言わざるを得ない模様。
彼の気持ちを慮ると幾ばくかの同情も禁じえないです。ですが、この真夏にエアコンが効かない車に乗ってるオーナー様の方がよっぽど辛いはず。いくらECUが「辛いのはあなた一人じゃないんだ」なんて言っても、 中学校の野球部じゃないんだからそんな精神論は通用しません。なので私が直します。
なんて事をやってるうちに、今日は長良川の花火大会であちこち大渋滞になる予感です。
CCの納車があるので続きはまた明日。
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