そんな中この406はめずらしくBSIの故障でコンプレッサーに信号が送られていませんでした。
電気関係の制御を統合してこのユニットで行っています。
交換後は車両毎にイニシャライズする必要があるので専用のテスターが必須になります。
156は車検で入庫。
フォグランプのワレとステアリングラックのブーツが破れてます。
最低でもこの二点は修理しないと車検に受かりません。
次、1007のクラッチアエクチュエータの交換。
取付はネジ三本なので簡単に交換できますが、このパーツが6~7万円くらいします。
結局、何する部品かと言うと、クラッチを人間の変わりに踏んでくれるパーツです。
このパーツは上のアルファにも付いてますが、アルファはクラッチを油圧で制御しているのに対して、1007は電気で動いてます。
1007はスライドドアやクラッチの制御も電気式なので、バッテリーが消耗しやすく定期的に点検する必要があります。他の車両にも言えますが、電圧の低下で不具合を起したりもします。
新旧比較
オーナーには結構な額を出していただいたので、この部品の何が悪くて交換したのか、また原因を追究して少しでも故障しずらくするには何が出来るか、ご説明させていただくために分解してみました。
中はかなりシンプルな構造。
何かの衝撃やクラッチ内部での不具合でもない限り物理的に壊れようがないですね。
何かの衝撃やクラッチ内部での不具合でもない限り物理的に壊れようがないですね。
ギアを手で動かしてみましたが、やっぱり正常でした。
モーターは消耗品です。
長時間半クラ状態で運転したり、1000~1500回転で運転するとモーターが熱を持って消耗も早くなります。
思い切ってアクセルを踏み込む運転の方がクラッチアクチュエーター的にはやさしい運転かもしれません。
交換後はECUを学習させます。
フルキャンの車両はセンサーだらけ&どこもかしこもECU制御なので、ちょっと故障診断するにもテスターが必須です。
経験や勘はあれば邪魔になりませんが、それだけに頼る事はできませんね。日々勉強です。
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