
上の写真のようにコンプレッサーの上部からエンジンオイルが漏れるのは、
まずヘッドシリンダーガスケットの不良です。
下の写真はヘッドシリンダガスケットです。

ウォータージャケットの内部までオイルが漏れ出し、ジャケット内部で乳化しています。
これがウォータージャケットを詰まらせると、放熱の効率が悪くなり新たな不具合を誘発させる可能性があります。
オイル漏れだからと言って、漏れた分だけオイルを継ぎ足すその場しのぎの整備は愚の骨頂です。
ガスケットからのオイル漏れの原因は
①オイル管理を怠ったり(エンジンオイルは最低でも5000kmに交換)
②低粘度のオイルを入れたのが原因(206は10W40もしくは5W40が推奨)だと思われます。
②低粘度のオイルを入れたのが原因(206は10W40もしくは5W40が推奨)だと思われます。
下はシリンダブロックの写真
丸く黒いのがピストンの上部 ピストンヘッドです。ワニスやカーボンで汚れています。
燃焼室も真っ黒でした。燃費やエンジンの始動性にも影響があったと思われます。
ピストンヘッド部とバルブにバーダル社製のケミカルを使用して15分放置。
かなり頑固な汚れでしたが綺麗になりました↓
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