2011/08/20

306燃料ポンプ交換など

C4は前後ブレーキパッド交換とローター研磨



リアブレーキかなり削れてました。
こうなるとシリンダー戻すのが大変です。





306のポンプ交換。
306や406は燃料タンクを下ろさないとポンプにアクセスできません。




ようやくポンプが外れたので分解してみます。





燃圧を保持するバルブが破れてますね。


やっぱり燃圧の上がらない原因はこれです。






508を下から見てみました。



407と比べると車重がセダンで25kg、SWで45kgくらい軽くなってるらしいです。
軽量化の為かフロントの足回りの構造が変更されてますね。407はダブルウィッシュボーンでしたがストラットです。


一般に足回りは前者の方が優れた構造と言われがちですが、乗ってみるとストラットでも全然気になりません。607や407のV6モデルと比べても前周りやエンジン本体が軽くなった分、回頭性能が向上してるように感じました。エンジンもダイレクトでクイックな吹け上がりで1600CCとは感じられない走行です。




後の方を見てみると、C4ピカソにもこんなセンサーが付いてますが、あっちはエアサスで車高を上下させる時に作動するセンサーです。

これも同じ構造なので車両の沈み込み量を感知するんでしょうね。ヘッドライトの関係ですかね?



マフラーの吊りゴムが左側は付いてるのに右には付いてないですね。
仕様によって付いたり付かなかったりしそうですが、これは凄い気になりました。



いたるところアルミで軽量化がされてますね。

写真はないですがリアバンパーフレームもアルミ製でしたよ。




これで400万円ならお値打ちな感じするんですが、いかがでしょうか。

2011/08/16

106エアコン修理と306エンジン不調

先日、蛍光剤を入れた106ですがそろそろ漏れてる頃なのでオーナーに連絡して来店していただきました。

ブラックライトを当てるとこんな感じで漏れてる箇所が蛍光緑になります。
写真はかなり見づらいですが実物はくっきり見えますよ。

コンプレッサーを交換して真空引きしてます。




306はエンジンのかかりが悪く入庫。
圧縮やプラグの色を見ましたが正常でした。




次、燃圧を見ます。





あれ?値が0になってます。


クランキングしてようやく正常値になってエンジンがかかり出します。


停車してる時に燃圧を保持できてないようです。306は燃圧を保持するバルブが二個ありますが、多分ポンプ側の故障ですね。


2011/08/13

納車整備二台

207CCは事故修理でした。
大きな事故ではないかったですが、相手のガラスが飛び散って傷付いたので前周りからルーフまで塗装。
フロントガラスとヘッドライトも傷付いていたので交換しました。やっぱり車両保険は入った方がいいですね。
休み前に間に合ってよかったです。


1007はご成約いただいたので納車整備です。
各油脂類やバッテリー、ワイパーの交換の他に、シートカバーがファスナー式で取り外せるので洗濯しました。





ウイリアムズもご成約頂きました。
整備はばっちりなのでお客様のご用命でタイヤと純正ホイールに交換します。





こんな感じ。


純正のが似合いますね。

2011/08/11

お盆は508試乗会 オイル交換キャンペーン開催

お盆期間中の8月11日~17日まで新型プジョー508の試乗会を開催いたします。
また同期間中に恒例のエンジンオイル交換キャンペーンも実施いたします。
エンジンオイル交換50%OFF
さらに、サマーセールとしまして先着5名様モデファイパーツ最大20%OFF(商品によって値引率は異なります。)も実施いたします。


ご用意した車両はSWグリフです。6速AT、1600CCターボエンジンを搭載。
詳しいスペックはコチラをご確認ください。

落ち着きのあるデザインとハイエンドな質感で607や407の後継となるモデルです。












17日(水)は通常営業で翌日の18日(木)にお休みを頂き、以降は通常通り水曜定休24日(水)、31日(水)となります。




ご迷惑おかけしますが宜しくお願いいたします。

2011/08/06

1007 クラッチアクチュエータ交換など

AC修理が多くて、そのほとんどがガス漏れなのでブログにするのもあれですが、
そんな中この406はめずらしくBSIの故障でコンプレッサーに信号が送られていませんでした。
電気関係の制御を統合してこのユニットで行っています。
交換後は車両毎にイニシャライズする必要があるので専用のテスターが必須になります。


156は車検で入庫。

フォグランプのワレとステアリングラックのブーツが破れてます。
最低でもこの二点は修理しないと車検に受かりません。


次、1007のクラッチアエクチュエータの交換。

取付はネジ三本なので簡単に交換できますが、このパーツが6~7万円くらいします。
結局、何する部品かと言うと、クラッチを人間の変わりに踏んでくれるパーツです。
このパーツは上のアルファにも付いてますが、アルファはクラッチを油圧で制御しているのに対して、1007は電気で動いてます。
1007はスライドドアやクラッチの制御も電気式なので、バッテリーが消耗しやすく定期的に点検する必要があります。他の車両にも言えますが、電圧の低下で不具合を起したりもします。

新旧比較







オーナーには結構な額を出していただいたので、この部品の何が悪くて交換したのか、また原因を追究して少しでも故障しずらくするには何が出来るか、ご説明させていただくために分解してみました。



中はかなりシンプルな構造。
何かの衝撃やクラッチ内部での不具合でもない限り物理的に壊れようがないですね。



ギアを手で動かしてみましたが、やっぱり正常でした。



普通に考えてこのモーターのトルクが下がるのが要因でしょうか。





モーターは消耗品です。



長時間半クラ状態で運転したり、1000~1500回転で運転するとモーターが熱を持って消耗も早くなります。



思い切ってアクセルを踏み込む運転の方がクラッチアクチュエーター的にはやさしい運転かもしれません。







交換後はECUを学習させます。



フルキャンの車両はセンサーだらけ&どこもかしこもECU制御なので、ちょっと故障診断するにもテスターが必須です。



経験や勘はあれば邪魔になりませんが、それだけに頼る事はできませんね。日々勉強です。